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巻き爪関連コラム其の二

orange自宅で出来る予防法

「巻き爪とは?」の項でもご紹介させていただいたように、巻き爪の大きな原因となるのは深爪と合わない靴です。正しく爪を切り、足に合った靴を着用することだけでも巻き爪になるリスクは減ります。靴については次項でご紹介させていただくとし、今回は特に爪の切り方と、自宅でもできる簡単な治療法をご紹介します。

orange正しい爪の切り方

私どもも自社サロンや医療機関などでフスフレーゲを施術する機会があるのですが、多くのお客様が深爪傾向にあります。爪の切り方について、特段誰かに教わるわけでもなく、いつの間にか使い方を覚え自己流で行っています。それゆえ、深爪になってしまうケースも多くなります。
ではどの程度、どんな形に切るのが良いのか?それについてご紹介します。 まず、長さですが、爪には爪甲と呼ばれる薄いピンク色した部分と白い爪先という部分があり、この白い爪先が1-2㎜程出ている長さに切ります。これは一般的な長さですので、感覚としては、爪を趾腹から触っていきつま先でちょうど引っかからない程度に抑えておくと、ストッキングなどにも引っかからず程よい長さになります。
次に形ですが、巻き爪が痛いからと、どんどん爪の角を落としていくと爪棘ができ、症状は悪化します。また、ネイルアートなどで先が丸いものがありますが、これを自分の爪でやろうとすると、同様に爪棘ができるリスクが発生します。爪棘は文字通り爪がトゲ状になったもので、これが皮膚や軟部組織に食い込むことで痛みを生みます。理想的な形としては、指の形に合うよう緩やかなカーブを描き、引っかからない程度に角を落とすとよいでしょう。ただ、爪切りだけではうまくカーブを描くことは大変難しい作業になります。特に市販の爪切りでは、まっすぐに切って引っかからない程度に角を落とすというのが現実的でしょう。もうひと手間、爪やすりをかけてあげると、角がや断面が滑らかになり、健康的で美しい爪に仕上がります。

orangeその他の予防法・対処法

その他の代表的な予防法、対処療法としてテーピングとコットン(綿)詰法があります。どちらもすでに軽度の巻き爪になっている場合に有効な手法です。
まず、テーピングですが、爪が巻いている箇所から趾腹を通ってらせん状に張ることで、痛みや炎症がある場合でも、それを軽減する効果が期待できます。
つぎにコットン詰法ですが、これはこれはその名の通り、爪とお肉の間にコットンを詰め込む方法です。爪が食い込んでいる場合でも、接触している箇所に詰め込むことでクッションとなり痛みを軽減する効果が期待できます。なお、この方法はお風呂上りなど、爪が柔らかくなっているときに行うとやりやすくなります。 どちらにしても、簡単に自宅で行え、ある程度悪化を防いだり、痛みを軽減することができます。あくまで対処療法的な行為ですので、痛みがある場合などはしかるべき医療機関を受診しましょう。

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